BABYLON-バビロン観たったよ
今朝観てきました
「バビロン」
「セッション」「ララランド」などを作ったデイミアンチャゼル監督の最新作で
2023年楽しみにしていた映画の一つです
初めてのブログで書くレビューなんで ぐだぐだになりそうだけど
思ったこと書きます笑
まず最初に
この映画
よかったです!
でも正直言って
万人受けしないと思います・・・
良い映画とは何かって考えた時にいろいろ思うことがあります
・何回も観たい映画?
・老若男女、人種、国、時代に関係なく誰でも気分良く鑑賞できる映画?
・とにかく興行収入稼いだ映画?
いろいろあると思います
その中でもバビロンは特に何回も観ようとは思わないですね
ピンポイントで観たい派手なシーンなどはありますが
とりあえずR-15の映画なのでこれから観るぞって方はちょっとだけ覚悟してから鑑賞してみた方が良いと思います
映画好きの方は人の裸とかのシーンで気まずくなるってことは少ないかもしれませんが
それだけでなくちょっと 汚いシーンがところどころあります
そこだけは 本当に覚悟だけお願いします笑
ここからは良かった部分をポンポン上げていこうかと思います
(ネタバレになるかもです!)
まず1つ目
[やはり音楽が良い!!!]
セッションやララランドでひたすらアピールされたジャズ しかも激し目なジャズをたくさん聴くことができます
音楽にめちゃめちゃ詳しいわけではなく あれはジャズじゃないぞって怒られるかもしれませんが 全体的に好きな音楽でした
ララランドのセブとミアのテーマ曲 のような感じで今作も2人のテーマ曲やアレンジ曲がよく流れます
曲も映像もメリハリがしっかりとしているので何回も流れていますが飽きずに聴くことができます
スターウォーズep8ではレジスタンスのテーマが良い曲なのに流しすぎてしつこいなって思いました そのような現象がなくて嬉しかったです
鑑賞後にすぐサントラ買ってずっと聴いてます笑
2つ目
[さすがの脚本]
これ 予告を観る感じ 映画で売れない人、有名になりたいと思ってる人ががんばって夢を掴む! 昔のサクセスストーリーかなって思ってました
しかし、どっちかというと進化していく映画と時代の紹介
それになんとかついていく関係者 にスポットを当てたドキュメンタリー(たぶん違う
モキュメンタリー(これも違う
そんな感じの映画でした(笑)
映画の進化についてですが
1910-29
サイレント時代
1929-45
古典期/黄金時代
1946-62
ポスト古典期
1963-76
変革期
1977-現代
こんな感じに分けられます
これの一番上のサイレント映画時代がバビロンのメインの時代です
サイレントとありますが、この期間に無音の映画から 映像と音が同期された映画に移り変わっていきます
それまではカメラで撮影しても音は入らないのでカメラの外で監督は騒いで指示を出す
俳優はそれに従い演技をする(動きや表情などの見える部分だけの演技)
これが当たり前でした
しかし時代は動きと音が同期されたトーキー映画に変わっていきます
そうなるといろいろと話が変わってきます
今までしてきたこと+声でも演技しないといけない
いろいろと支障がでてきます
努力はします でも変えられないものもあります
声が汚いという理由だけで笑い物にされます
いままで良い俳優だと言われてたのに・・・
そこで成功する人、挫折していく人をこれでもかってほど描いています
この映画では当時の俳優の喜び、苦しみを表現しつつ
映画自体の歴史の勉強にもなります
監督の映画好きという思いを強く感じる作品になっていました
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特に批評する部分はないと思ってます
強いて言うならちょっと映画自体が長いかな・・・
最近多いですよね 普通に3時間近くいく映画
みなさんはバビロン観てみてどうでしたか
良かったら感想教えてください
ばいばー